海外FXの自動売買EA おすすめ販売サイトとおすすめ業者

海外fx 自動売買ea

海外FXで自動売買をしたい人向けに、自動売買の種類と特徴、おすすめの販売サイト、EAにおすすめの海外FX業者を紹介していきます。

私自身、自動売買EAを数十個稼働させていて、バックテスト経験も150EA以上あります。

自動売買はボーナスを上手く活用して自動売買で稼いでいきましょう。

海外FXはゼロカットがあるため、万が一の場合でも追証する必要がないためおすすめです。

 

鶏冠井悠二
著者
【この記事の著者】
CFP,1級FP,証券外務員一種,投資診断士
㈱ナゴウェブ 鶏冠井悠二

海外FX比較ナビの運営をする海外FX歴5年の現役トレーダー。多数の海外FX業者を実際に利用し、自身の経験を基に記事作成を行なう。トレーダーに役立つ様々なツールも開発。EAのバックテストは200以上の実績があり、数十のEAを稼働中。

海外FXの自動売買とは?

自動売買EA

海外FXではEA(エキスパートアドバイザー)と呼ばれる自動売買システムを使って自動取引を行なうことができます。

自動で売買してくれるので、ご自身でトレードをする必要がなく、テクニカルの知識や技術がなくても利益を上げることができます。

これまで手動で取引をしてきた人も、ぜひ自動売買を使ってトレードするのを検討してみると良いでしょう。

 

自動売買はMT4・MT5のダウンロードが必要

自動売買をするにはMT4やMT5のダウンロードが必要になります。

MT4やMT5を取り扱っていない業者では自動売買ができません。

国内FXではMT4などを扱っている証券会社は少ないですが、海外FX業者はほとんどがMT4を取り扱っているので、ほとんどの業者で自動売買が可能となっています。

 

自動売買にはパソコンもしくはVPSの準備が必要

自動売買をするにはパソコンへのMT4/MT5のダウンロードと、自動売買EAをMT4などにインストールする必要があります。

もしパソコンがなくスマホしか無い人はVPSを契約することによって、VPSにMT4をダウンロードして利用することができます。

スマホでVPSを操作するのは少々面倒なので、パソコンを持っている方が便利に操作ができるのでおすすめです。

VPSを無料で提供している海外FX業者

入金条件 取引条件
XM 1,000ドル 5ロット/月
exnessExness 500ドル 無し
FBS 450ドル 3ロット/月
Hotforex 5,000ドル 無し
TradersTrust 2,000ドル 5ロット/月

海外FX業者の一部は一定条件を満たすとVPSを無料で貸し出してくれます。

無料VPSの条件はExnessが一番低く、500ドルの入金実績と100ドルの余剰証拠金があればVPSが借りられます。

また、FBSも450ドル+毎月3ロットの取引があるのでVPSの条件が低めになっています。

VPSが借りられると毎月の負担を抑えることができるのでおすすめです。

 

自動売買ができる業者とできない業者

自動売買が可能な海外FX業者
exness
自動売買が禁止されている海外FX業者

海外FX業者のほとんどは自動売買が可能となっていますが、一部の業者は自動売買が禁止もしくはMT4がありません。

iFOREXはMT4やMT5がなく独自の取引プラットフォームとなっています。

 

自動売買EAの種類と特徴

自動売買EAにはさまざまな種類があり、大きく分けて8種類になります。

ここでは8種類のEAの特徴を紹介します。

 

トレンドフォロー(順張り)

トレンドフォロー

トレンドフォロータイプのEAは、トレンド発生時に順張りでエントリーするタイプです。

相場が上がっている時には買い、下がっている時には売る取引をします。

EAの中でトレンドフォロータイプが一番多く、逆張りと比べて1回あたりの利益は小さめでコツコツを積み重ねるタイプが多いです。

ただ、コツコツドカン(積み重ねた利益を1回の損失で失う)になることもあります。

 

逆張り

逆張り

逆張りタイプのEAは相場の底や天井を狙って戻りを狙う手法です。朝スキャも逆張り手法の1つです。

逆張りは天井や底を狙うため1回あたりの利益がトレンドフォローよりも大きくなります。

その分ダマしに合いやすいです。ダマしに合った時に損切りではなくナンピンするタイプはハイリスクハイリターンになります。

 

朝スキャ

朝スキャ

日本の早朝時間(主にMT4時間0時台が多い)に逆張りでエントリーをして戻りを狙う手法です。

1時台の朝スキャや22時~2時くらいの広めの時間の朝スキャもあります。

日本の早朝の時間帯というのは欧米の市場が閉じていて、海外のトレーダーがほとんど参入してこない時間帯となります。

動きが単調なので勝率が高く、スプレッドが広くても利益を出しやすいEAタイプです。

 

ナンピン

ナンピン

ナンピンは損切りをせずに買い増しを行なって行く手法です。主にロットを上げながらナンピンをする「マーチンゲール」で買い増して行くことが多いです。

ナンピンEAはレンジ相場に強く、1日に何回~十何回トレードして利益を上げてくれますが、トレンドに非常に弱く、ナンピンしてポジションを増やして行き、証拠金不足になってロスカットになることがあります。

大きな指標発表時には止めることが推奨されることが多いです。

 

リピート系(グリッド系)

リピート系は新規注文と決済をセットで注文する「イフダン注文」を設定した値幅でトラップを仕掛けるように等間隔で複数注文する方法です。

ナンピン系よりはリスクが小さいですが、長期保有する可能性があるため、ポジション保有状態で出金できない業者では使いにくいです。

また、マイナススワップの大きい通貨ペアは長期保有で不利になりがちです。

ボラの小さい通貨ペア(EURUSDやAUDNZDなど)で使われることが多いです。

 

仲値・ゴトー日

仲値・ゴトー

仲値は日本時間9:55の仲値決定時間のことで、この時間帯は円安方向に動きやすいです。

またゴトー日(5、10、15、20、25、30日)は取引が活発化しやすく、仲値(主にゴトー日)や金曜日を狙ったEAです。

早朝時間に買いを入れて仲値時間に決済したり、仲値過ぎに売りエントリーをして13時過ぎに決済する2パターンで作られることが多いです。

 

アノマリー

アノマリー

アノマリーはファンダメンタルズやテクニカルでは理論的な裏付けのできない法則性をEAに搭載したEAです。

アノマリーはいろいろなタイプがありますが、仲値・ゴトー日を使ったアノマリーも多いです。朝スキャもアノマリーの1つです。

その他、毎日同じ時間にエントリーをするEAや市場が活発化する時間帯を狙ったEAなどもあります。

 

ブレイクアウト

ブレイクアウト

ブレイクアウトは支持線や抵抗線を抜け、一気に流れが加速するタイミングを狙うEAです。

利益が大きくなるため、損小利大タイプになることが多いです。

トレーリングストップ機能でひたすら利益を伸ばしていくEAもありますが、ダマしも多くマイナス決済になることも多いです。

 

おすすめの自動売買EA販売サイト

海外FXで稼働できる自動売買EAを販売しているサイトを紹介します。

無料で手に入れられる販売所もあるので、ぜひ利用してみましょう。

GogoJungle(有料)

GogoJungleはEAの有料販売所となり、かなりたくさんのEAが販売されています。

リリースしてからの成績も公開されているので、成績の良いものはぜひ検討してみると良いでしょう。

有料で販売されているからと言って、すべてのEAが利益を出す訳ではないので、しっかりと検討してから選ぶようにしてください。

私もGogoJungleは利用していますが、優秀なEAはたくさんあります。

GogoJungleの公式サイトはコチラ

 

Let’sREAL(有料)

Let’sREALもGogoJungleと同じく有料のEA販売サイトとなります。

GogoJungleに売られていないEAもたくさんあるので、コチラもぜひ参考にしてください。

Let’sREALも優秀なEAがたくさんあります。

Let’s REALの公式サイトはコチラ

 

EA-BANK(無料)

EA-BANKは無料のEA販売サイトとなりますが、条件としてEA-BANKで海外FXの口座開設(または追加口座)をする必要があります。

IBがEA-BANKとなるため、キャッシュバックサイトは利用できないため注意しましょう。

EA-BANKの公式サイトはコチラ

 

自動売買におすすめの海外FX業者

続いて自動売買を稼働させるのにおすすめの海外FX業者を紹介します。

スプレッドが狭い業者も大事ですが、条件を満たすと無料VPSが利用できる業者もおすすめです。

 

XM

xm

無料VPSの提供
 アカウント全体で5,000ドル以上の残高+毎月5ロット以上の取引

XMも条件を満たすとVPSが無料で使えるのでおすすめです。

ゼロ口座であればスプレッドが狭めなので、ゼロ口座を使ってVPS利用するのが良いでしょう。

高稼働のEAを使ってXMポイントを貯めておいて、貯めたXMポイントを使って「ボーナスのみの口座」を作る方法もおすすめです。

> XMの自動売買の詳細はコチラ
XMの公式サイトはコチラ

 

Exness

exness

無料VPSの提供
 500ドル(約6万円)の入金実績と余剰証拠金100ドル以上

Exnessも無料でVPSを利用できるのでおすすめです。

500ドルの入金実績と100ドルの余剰証拠金があればVPSが無料で使えるので、無料VPSの中で一番ハードルが低いです。

また、Exnessはレバレッジが高く999ドルまでは無制限レバレッジとなり、スプレッドも低スプレッド業者並みに狭いので自動売買向けの業者です。

> Exnessの自動売買の詳細はコチラ
Exnessの公式サイトはコチラ

 

Axiory

AxioryはVPSの無料提供はありませんが、全体的にスプレッドが狭いのでおすすめです。

Axioryは1年に2回ほど入金ボーナスキャンペーンを開催しているので、ぜひ高稼働なEAを使って取引条件を満たし、ボーナスを獲得すると良いでしょう。

日本にサーバーが6台もあるので、Axioryは約定力が高いです。

> Axioryの自動売買の詳細はコチラ
Axioryの公式サイトはコチラ

 

TitanFX

TitanFXもスプレッドが狭い業者ですが、TitanFXはボーナスの提供がないのでAxioryの方がおすすめです。

スプレッドの狭さは全体的にはTitanFXもAxioryもあまり変わりません。

TitanFXも日本にサーバーが入っているので、自宅パソコンや国内VPSを使うと通信速度が速く約定しやすいです。

> TitanFXの自動売買の詳細はコチラ
TitanFXの公式サイトはコチラ

 

Tradeview

tradeview

Tradeviewはスプレッドの狭い業者で、AxioryやTitanFXよりも全体的にスプレッドが狭いです。

ただ、スプレッドの狭いILC口座は最低入金額が10万円でレバレッジが200倍、ロスカット水準が100%となって、少し使いづらいです。

追加口座も自動でできず、審査が入るのもちょっと使いづらい点です。

資金に余裕があって、スプレッドを狭くしたい人はTradeviewを使っても良いでしょう。

> Tradeviewの自動売買の詳細はコチラ
Tradeviewの公式サイトはコチラ

 

FBS

fbs

無料VPSの提供
 口座に450ドルの入金+毎月3ロット以上の取引

FBSも無料でVPSを利用できるのでおすすめです。

FBSはクロスドルのスプレッドが狭いので、EURUSDやGBPUSDで稼働するEAを使うと有利に取引ができます。

ECN口座のスプレッドが狭いので、ECN口座を使うのが良いでしょう。

FBSの公式サイトはコチラ

 

海外FXで自動売買をする時の注意点

海外FXで自動売買をする時の注意点です。

特に初めてEAを利用する人は確認しておきましょう。

 

レバレッジが高いので証拠金に注意する

海外FXはレバレッジが高いので、エントリー時の資金が少なくて済みます。

ただし、証拠金が少ないとロスカットされやすいので、十分な資金を入金するようにしましょう。

特にナンピン系のEAや逆張りEAは負けた時の損失が大きいので、しっかりと証拠金を考えておく必要があります。

以下のページで必要証拠金やロスカット水準が自動計算できるので、ぜひ参考にしてください。

> 証拠金計算ツール
> ロスカット計算ツール

 

バックテスト結果が良くてもフォワード成績が悪いこともある

自動売買EAはバックテストの結果が良くても、実際に稼働してみると全然ダメなEAもあります。

バックテストの結果が良くてもすぐに手を出さず、しばらく様子を見てフォワードテストの結果も見るようにしましょう。

フォワードテストはデモ口座で運用しても良いですが、リリースされてから現在までの期間でバックテストをしても確認ができます。

 

開発者の提供するバックテスト結果は信用しない

EA開発者さんがバックテスト結果を公開していることもありますが、バックテストは改ざんができるため、あまり信用しない方が良いと思います。

スプレッドを自由に設定できるので、スプレッドをかなり狭く見ていたり、不利な期間を除いた期間でバックテストを公開していることもあります。

できるだけご自身でバックテストをして、しっかりと検証するのをおすすめします。

 

ナンピン系EAはロスカットしやすい(特にゴールド)

ナンピン系EAは短期では大きな利益を上げますが、長期運用ができず、大きなトレンドでロスカットされることが多いです。

中にはロスカットされても、それ以上の利益が出るため、「ロスカット&再入金+再稼働」を続けていけば利益が出るEAもあります。

しかし、ほとんどのEAは長期的に考えると負けるEAが多いので、あまり利用しない方が良いでしょう。

 

マイナススワップに注意

海外FXのスワップポイントはマイナスが多いため、日付をまたぐ取引のEAには注意が必要です。

特にトラリピ系は長期運用になることが多いので、できるだけプラススワップの通貨ペアを使い、プラスになる業者を利用するようにしましょう。

以下のページでは、毎日スワップポイントを自動取得しているので、ぜひ参考にしてください。

> 海外FXスワップポイント比較ランキングと計算方法・時間帯

 

利確pipsが低いEAはスプレッドに注意

GogoJungleやLet’sREALで売られているEAの中には、国内FXの狭いスプレッドを想定して作られていて、海外FXのスプレッドだとマイナスになるEAもあります。

EAを購入する前にEA紹介ページをしっかりと読んで、利確pipsや想定スプレッドがどうなっているか確認すると良いでしょう。

以下のページではスプレッドを実際に計測して公開しているので、狭いスプレッドの業者探しの参考にしてください。

> 海外FXスプレッド・手数料の一覧とスプレッドの狭い業者

 

海外FXの自動売買でよくある質問

海外FXの自動売買に関するよくある質問です。ぜひ参考にしてください。

海外FXの自動売買はスマホでもできますか?
VPSを借りてMicrosoft Remote Desktopなどのリモートデスクトップ接続ができるアプリを使えば自動売買の設定が可能です。ただ、ちょっと面倒なので、ネットカフェなどで一時的にパソコンを使う方が便利でしょう。
優秀なおすすめ自動売買EAを教えてください。
個人的にはGogoJungleのアノマリーマスター、Hydrangea(仲値EA)などがおすすめです。
無料でEAを手に入れる方法を教えてください。
EA-BANKを使うか、TwitterなどでIBに紐づけることで無料配布をしている開発者さんがいるので探してみてください。
自動売買の注意点を教えてください。
ナンピンEAは避け、ご自身で必ずバックテストをしてください。バックテスト結果が良くてもフォワードが悪いEAはたくさんあるので、小ロットから運用しましょう。
おすすめのEAタイプは何ですか?
朝スキャEAと仲値EAは勝ちやすいのでおすすめです。ブレイクアウトEAも他のEAが勝てないタイミングで勝つ可能性があるのでおすすめです。

 

海外FXの自動売買まとめ

自動売買の種類と特徴、自動売買の販売サイトやおすすめの海外FX業者を紹介して来ました。

自動売買EAは稼げないものも多いですが、中にはかなり優秀なEAもたくさんあります。

ぜひしっかりと検討をして、優秀なEAを見つけて行きましょう。